石田純一が若い頃に経験した娘すみれのお受験と子ども支援政策への意欲

石田純一さんが東京都知事選挙の立候補について、野党統一候補という条件付きではありますが出馬意向を表明しました。
※追記：7/11に都知事選への出馬を断念したことを会見で発表されました。

インタビューでは、頻繁に次の世代という言葉や子どもへの支援について発言をしています。

もともと家系的に政治を身近に感じやすい方だったようですが、その中でも子ども支援への意欲が強いのには理由がありそうです。

そこで今回は石田純一さんの子ども支援に対する思いについて、若い頃に経験した娘すみれさんの小学校受験から紐解いていきます。

石田純一さんの若い頃

石田純一さんは早稲田大学在学中の20歳で結婚、アメリカでは演劇を学び大学を中退したあとは「演劇集団 円」に入団しました。

ちなみに、現在演劇集団 円の代表は橋爪功さん。

橋爪功さんは東京都立青山高等学校を卒業しており、石田純一さんの先輩にあたります。

なお、石田純一さんの学歴について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

関連：石田純一の意外な学歴　父親や祖父のすごい経歴

下積み生活をしたあと、25歳でデビュー。

デビュー後に出演した恋愛ドラマがトレンディドラマと呼ばれていたことから、トレンディ俳優とも言われていました。

今ではすっかりバラエティ番組のタレントさんという感じですから、だいぶギャップがありますね。

1988年には女優の松原千明さんと再婚しますが、1990年代あたりから徐々に女性関係での問題で世間からバッシングを受けるようになりました。

たとえば、1991年には学生時代の結婚相手との間にできた子どもが、隠し子として世間に報道されました。

その隠し子がタレントのいしだ壱成さんであることは有名な話ですね。

また、ファッションモデルの長谷川理恵さんとの不倫、不倫は文化発言での報道など、世間を騒がせてその後は一時すっかり干されてしまいました。

こうした言動や行動が際立っていた1996年にある出来事が生じます。

それが今回、子どもや次の世代への支援に意欲的な石田純一さんに大きな影響を与えた要因のひとつだと思われます。

離婚につながった石田純一さんの軽率な行動と娘すみれのいじめ

1996年に起こった出来事。

それがすみれさんの小学校受験の失敗でした。

石田純一さんは、前妻の松原千明さんとは1999年に離婚しています。

1999年の当時、石田純一さんにはほとんど仕事がなく、一時は3億円あったとされる年収がほぼゼロになり8000万円もの借金があったそうです。

こうした状況もあり、当時離婚の原因は石田純一さんの不倫や世間を騒がせたことにあるとされていました。

しかし、2015年5月にフジテレビ系列で放送された『金曜プレミアム 気まずい2人が久しぶりに会ってみました』で、真相は違うことが明らかになりました。

番組に出演した前妻の松原千明さんによると、離婚の原因はすみれさんが小学校受験の際に面接現場に突然現れて、面接官の心証を悪くしたことでした。

「私1人だけで臨むつもりだったんですが、彼が堂々と面接会場に現れたんです。面接官のかたに“週刊誌やテレビを騒がしていますね？”なんて言われて、彼は“ははは…”みたいな」
そう振り返る松原。当然、面接官の心証は悪く、入試は不合格。松原はこの結果を受けて、離婚を決断したのだという。
（出典：http://www.news-postseven.com/archives/20150521_324009.html）

受験日は、タイミングが悪いことに不倫は文化だと発言したとして大きく報道された翌日だったとのこと。

実際の不合格理由は定かではないですが、松原千明さんにとっては石田純一さんの軽率で身勝手な行動が原因で離婚を決意したようです。

その後、すみれさんは公立小学校に入学しますが、いじめにあっていたことが明かされています。

そこで、娘の心配をした松原千明さんは日本を離れハワイに居住を変えることにしたそうです。

番組内では、

石田が松原に「迷惑かけて、傷つけてごめん」と謝罪。そして、すみれが両親に書いた手紙を読み上げると、両親ともに号泣…。最後は親子3人でハグをした。
（出典：http://www.news-postseven.com/archives/20150521_324009.html）

となったようです。

この放送後の2015年9月には反安保法制に関する国会前デモに参加したり、同年の12月には「世界一平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか」と訴えるなど、放送後から表立って政治的な発言をするようになった気がします。

若い頃の反省を踏まえた思い

石田純一さんは、今年3月に女児を儲けたばかりです。

現在は、東尾理子さんとの間に二人のお子さんがいます。

一方で、最初の子どもはタレントのいしだ壱成さん。

一番上の子どもであるいしだ壱成さんは41歳、一番下の青葉ちゃんがまだ0歳というかなり年の離れた（異母）兄弟の父親です。

また、モデルのすみれさんは25歳。

だいたい20年前後くらいの間隔で新しくお子さんを授かっている形になります。

つまり、先に生まれた子どもが成人を迎える前後でまた新しい子育てが始まる感じですね。

たいてい子どもが成人を迎える頃に子育てが終わるというイメージがありますが、石田純一さんの場合は常に子育てを意識せざるを得ない環境にいたことになります。

こうした子育てにまつわる経験、さらには娘のすみれさんが受験勉強に失敗やイジメ、離婚という経験。

それに加えて子どもの頃に見た父親の仕事風景、祖父の活動。

こうしたことが色々と絡みあって、政治の舞台で子どもへの支援や次の世代への思いを強くしていったのかもしれませんね。

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